「年のせい」の息切れ、COPDかもしれません
坂道や階段で息が切れる。咳やたんが長く続く。こうした症状を「年のせい」「たばこを吸ってきたから仕方ない」と考え、そのままにしていませんか。COPD(慢性閉塞性肺疾患:長年の喫煙などで肺や空気の通り道が傷み、息を吐き出しにくくなる病気)かもしれません。COPDの推定患者数は500万人以上とされています。一方で、実際に治療を受けている方はその一部にとどまるといわれています。
診断の中心は「呼吸機能検査」です
COPDの診断には、スパイロメトリー(呼吸機能検査)を行います。大きく息を吸ってから、思いきり速く吐き出し、息の量と勢いを測る検査です。痛みはなく、多くは短い時間で終わります。
気管支拡張薬(空気の通り道を広げる薬)を吸入した後でも、1秒間に吐き出せる割合(1秒率)が70%未満の場合に、COPDが疑われます。ただし、診断は症状や喫煙の経歴などと合わせて、医師が総合的に判断します。
息切れの原因は、心臓の病気や肺炎、貧血など、ほかにもあります。そのため、必要に応じて胸部レントゲンや血液検査も行い、ほかの原因がないかを確認します。
検査を受けるときのポイント
- 検査では息をしっかり吐くため、発熱や強い咳があるときは、事前にご相談ください
- 吸入薬など、普段使っているお薬がある方は、お薬手帳をお持ちください
- 「うまく吐けるか不安」という方も、スタッフが手順をご説明しますので、ご安心ください
診断後は「続けること」が大切です
COPDで傷んだ肺は、元の状態には戻りにくい病気です。それでも、禁煙や吸入薬などの治療を続けることで、進行をゆるやかにし、症状の悪化を減らすことができます。インフルエンザや肺炎球菌のワクチンは、冬の悪化を防ぐ手段のひとつです。
唇が紫色になる、会話が難しいほど息苦しいなどのときは、早めに医療機関を受診してください。
亀戸シンシアクリニックは、亀戸駅から徒歩2分です。駐車場もあり、お車でも、ご家族の送迎でもお越しいただけます。息切れや長引く咳が気になる方は、呼吸器内科にご相談ください。