夏の糖尿病管理|血糖値が乱れやすい理由と自宅ケアのコツ

夏は血糖値が乱れやすい季節です

真夏の暑さの中では、体のさまざまなバランスが崩れやすくなります。糖尿病(血液中の糖の濃度が高くなりやすい病気)のある方にとって、夏は特に注意が必要な時期です。

発汗(汗をかくこと)が増えると体内の水分が失われ、血液が濃くなります。その結果、血糖値も上がりやすくなります。また、暑さによる食欲不振で食事の量やタイミングが不規則になると、薬との兼ね合いが難しくなることもあります。

夏の水分補給に潜む落とし穴

暑い日の水分補給はとても大切です。しかし、スポーツドリンク・清涼飲料水・フルーツジュースなどは糖分を多く含んでいます。のどの渇きを感じて大量に飲むと、気づかないうちに血糖値を大きく上げてしまうことがあります。

水分補給は水・麦茶・無糖のお茶を基本にするのが勧められています。熱中症が心配なときの補水の方法は、担当の医師にあらかじめ確認しておくと安心です。

「今日は薬を飲まなくていいかな」と思ったら

食欲が落ちている日に「あまり食べていないから薬を休んでいいかな」と考える方がいらっしゃいます。ただし、糖尿病の薬は原則として処方された通りに続けることが基本です。「食事が少ない日の薬の量はどうすれば?」など、迷うことがあれば担当の医師に事前に相談しておくと安心です。

注射による治療薬(インスリン等)を使用されている方は、夏の保管方法にも注意が必要です。高温になる車内や直射日光の当たる場所では品質が変化することがあります。携帯ケースや保冷バッグを上手に活用しましょう。

定期的な血液検査で「見えない変化」を確認する

夏の間は、血糖値が乱れていても自覚症状が出にくいことがあります。HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー:過去1〜2か月の血糖の平均を反映する指標)を定期的に測定することで、体の状態を客観的に把握することができます。

「最近受診が空いてしまった」「薬が今の自分の体に合っているか不安」という場合は、どうぞ遠慮なくご相談ください。

亀戸シンシアクリニックへのご相談

亀戸シンシアクリニックでは、糖尿病内科・内科の専門的な視点から、血液検査や診察を通じた生活習慣病の継続管理をサポートしています。「夏になってから数値が安定しない」「薬の飲み方が心配になってきた」と感じている方は、ぜひ当院にご相談ください。

駐車場を完備しておりますので、お車でのご来院も、ご家族の送迎でのご受診も、お気軽にどうぞ。