2024年10月~新型コロナワクチン接種を開始します

2024年10月2日から新型コロナワクチンの定期および任意接種を開始します。2024/25シーズンで使用される新型コロナワクチンは、mRNAワクチン、不活化ワクチンともにオミクロン株のJN.1系統で統一されています。当院では、mRNAワクチンの「コミナティ®」、不活化ワクチンの「ヌバキソビッド®」を採用しています。

当院で接種可能な新型コロナワクチン

コミナティ®(ファイザー社)

  • これまでと同じmRNAワクチン
  • 総接種回数を含む予防実績が豊富(参考:日本における全ての新型コロナワクチンの総接種回数:435,193,341回1)に対して、コミナティの総接種回数:342,754,074回1)

ヌバキソビッド®(武田薬品)

  • 不活化ワクチン
  • 従来のmRNAワクチンと同様の予防効果があるほか、副反応が少ないことが利点

任意接種に関して

接種対象者
16歳以上、65歳未満の方

接種費用
18,000円(税込)

予約方法について

  • 完全予約制になりますので、Web予約またはお電話の予約を承っております。
  • ヌバキソビッドをご希望の場合は、お電話で予約いただけると確実です。
  • インフルエンザワクチンやその他ワクチンとの同時接種も可能であり、同時接種希望の場合は予約時に是非ご相談下さい。

最後に

日本におけるオミクロン株流行期のCOVID-19入院症例を対象とした大規模データで、「死亡」とのリスク因子を評価したところ、高齢(65歳以上)が最も関連性が高いことが報告されました2)
コロナワクチンは重症化を予防できる重要な位置づけとなっています。また、秋から冬場にかけては、インフルエンザとの同時流行も懸念されるため、いつでも是非ご相談ください。

厚生労働省:第57回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会・予防接種基本方針部会 資料1 より引用し筆者作図

「年齢」については「19~49歳」を1とした場合の各年齢層の死亡のリスク(オッズ比)を、「基礎疾患等」については各リスク因子がある場合の、因子がない場合と比較した死亡のリスク(オッズ比)を、それぞれ示しています。

参考文献:
1.厚生労働省:新型コロナワクチンの接種回数について(令和6年4月1日公表)
2.厚生労働省:第57回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会・予防接種基本方針部会 資料1

秋葉原内科シンシアクリニック 院長 角田昇隆

亀戸シンシアクリニック
〒136-0071 東京都江東区亀戸 6-31-6 KAMEIDO CLOCK 4F
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